これまで使い続けてきた二輪の自転車から、今回 新しく 三輪自転車 や 四輪自転車 に買い換えをする方もいらっしゃることでしょう。
でも、三輪自転車 や 四輪自転車 に初めて買い替える場合、ましてや、頻繁に買い換えるものではないので、いざ買うとなると、どのように選べばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。
あなた自身や、あなたのお母さまやお父さまが安心できる自転車を選ぶための参考になさってください。
どうやって自転車を選んだらいいの?
一口に三輪自転車といっても いろいろな種類があるので、まずは
あなた(乗られる本人)にとって、どの自転車が合っているのかを絞り込む 必要があります。
このときに いくつかポイントを押さえておくと、スムーズに目的の自転車にたどり着けるので、効率的に賢く選ぶためにも把握しておくと良いかもしれません。
そのポイントが以下の 4 つ です。
- 自転車 の 種類 を考える
- 本人が乗れるかどうか確かめる
- メーカー を選ぶ
- 自転車 の 仕様 を考える
人によって買い方は様々ですが、基本的にこのような手順で考えると選びやすいと思います。
1.自転車 の 種類 を考える
自転車は、いくつかの種類に分類されます。
まず、三輪自転車 と 四輪自転車 の 2つ に分かれて、そこからさらに細かく分類されます。
たとえば、三輪自転車 であれば。。。。
- 二輪の自転車のように、ある程度軽快に走行したいのか?
- 安定性重視でゆっくりと乗りたいのか?
で選ぶべき種類が変わってきます。
当然、仕様 も 金額 も変わってくるので、きちんと把握しておかなければなりません。
詳しくは、 三輪自転車・四輪自転車の特長・選び方 にまとめましたので、こちらを参考にしてください。
2.本人が乗れるかどうか確かめる
三輪自転車や四輪自転車にはじめて乗られるのであれば、自分に合っているかどうか。
乗れるかどうかを確かめることは、とても大切です。
あなたの 自転車の購入のきっかけ は何ですか。
- 高齢者のための自転車があると見聞きした。高齢者向けなら安心だ。
- 今も二輪の自転車に乗っているけど、不安なときもある。三輪や四輪の自転車なら安全そうだ。
- しばらく二輪の自転車に乗っていなかったが、自転車があると便利だ。この際、三輪や四輪の自転車を購入してみようか。
- ・・・・・・など
そして、あなたにとって 二輪の自転車が不安な理由 はどのようなことですか。
- 走り出しや止まる直前にふらふらする。
- 止まるときに足を着き損ねて転びそうになった。
- 買い物などの荷物が多いとふらつきやすい。
- ゆっくり走ろうとするとふらつきやすい。
- ふらつかないようにスピードをだすと怖い。
- ・・・・・・など
二輪の自転車は常に身体でバランスをとりながら乗る乗り物です。
バランスを取りながら乗れていれば、怖いと感じることはありません。
もし、ふらつきやすいな とか。少しでも怖いな と感じるならば、バランス感覚が衰え始めている のかもしれません。
バランス感覚は、人それぞれですが、このバランス感覚を補ってくれるのが、
三輪自転車 や 四輪自転車 の良いところです。
しかし、同じように見える三輪自転車であっても、メーカー や 自転車の種類 によってバランス感覚を補助してくれる大きさや量はマチマチです。
だから、実際に乗ってみて、
本人が乗れるかどうかを確かめることが大切なのです。
三輪自転車や四輪自転車の中には、
両足をペダルに載せたままで、止まっていても倒れない自転車があります。
そのような自転車は、バランス感覚を補助してくれる量が大きいのですが、二輪の自転車に慣れているあなたは、少し怖い思いをすることもあります。ご注意ください。
ですから、二輪の自転車に慣れているお客様には、三輪自転車のスイングタイプをお勧めすることが多くあります。
バランス感覚は、人それぞれ。
自分に合っているかどうか。乗れるかどうかを確かめることが大切です。
3.メーカーを選ぶ
どこのメーカーが作っている自転車なのかを考えることも重要なポイントです。
メーカーによって特徴も違いますし、サポートなども大きく変わってきます。
万一トラブルが発生した時も、安心して相談できるサポート体制の整ったところを選んでおくと、購入後の 不安 は少ないと思います。
最近の出来事です。。。
メーカーリコールはあまり嬉しいものでありませんが、きちんと対応してくれるメーカーの自転車であれば安心して取り続けられます。(メーカーリコール事例はこちら)
4.自転車の仕様を考える
自転車の仕様は、三輪自転車や四輪自転車を選ぶ際に 最も重要 なポイントです。
どのような 仕様 のものを購入するかで、使い勝手 も 金額 も大きく変わってきます。
できるだけ失敗のないように選んでいただきたいと思います。
◆カタログから分かること
本人が乗れるかどうかが一番重要ですが。。。
どうしても試乗できないときのご参考にしてください。
● 総重量
押し歩き や 持ち上げてちょっと移動したい ときなど、
当然、軽い車種のほうが取り回しがしやすいです。
● サドル(椅子)の調整幅
車種によって異なりますので、カタログに記載の適正身長を確認してください。
● フレームの材質
一般的に、スチールは錆びやすく、アルミは錆びても目立ちにくいです。
● 電動アシスト
- バッテリー充電時間
- 走行距離
- バッテリー容量
- 電動アシストされる車輪
前輪が電動アシストされる車種 と 後輪が電動アシストされる車種 があります。
上り坂を走行するときは、後輪駆動が安定しているようです。
● 生産国
確認しておけばよかった! とならいためにも、知っておくとよいでしょう。
◆新聞広告やネット通販を利用して購入されるときは
新聞広告、カタログ、ネット通販などの通信販売を利用して購入される場合は、ご自身で自転車の組み立てをおこなわなければならない こともあります。
ご購入時には、必ず、ご確認ください。
◆実車確認・試乗
以下は、実際に見たり、試乗するときに、確認しておきたいポイントです。
- 乗り降りのしやすさ
- ペダルの踏み込みやすさ(特に膝を曲げると痛みのある方)
- 電動アシストパネルの わかりやすさ や 操作性
ひとくちに三輪自転車といっても様々なものがあります。
選択肢も豊富なので、あなたの目的に合った自転車 を楽しみながら選んでみると いいかもしれません。
当店のお客様へ、自転車選びのアドバイスや、乗り方の指導・説明をさせていただく中から紹介させていただきました。
自転車を選ぶときのご参考になれば幸いです。